
1.『真・女神転生』新作がDSに
5年ぶりの本編新作
| 『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』は、『真・女神転生』のタイトルがつく作品として、実に5年ぶりの新作ということになります。待ちわびていただいているファンの方もいらっしゃると思いますので、今は皆さんに早くお届けしたいなという気持ちでいっぱいです。 本作は、『真・女神転生』シリーズの本編として4作目になります。第1作の『真・女神転生』※1が発売されたのは1992年で、僕は第1作から制作に関わっているのですが、この作品の歴史をたどると、ファミコン向けソフトとしてナムコ(現:バンダイナムコゲームス)さんから発売された『デジタル・デビル物語 女神転生』※2まで遡るんですね。このソフトが発売された当時、僕は、ゲームの一プレイヤーにすぎなかったんですけれども、3DダンジョンのRPGで敵の悪魔を自分の仲間にして、合体させて強くして自分の武器にするというシステムがとても面白かったんですね。その後、縁あってアトラスで仕事をさせていただくようになりまして。そうしたら、実は『デジタル・デビル物語 女神転生』を作ったのはアトラスだと聞かされて、だったら大好きだった『女神転生』の次を作りたいということで関わらせてもらったのが『デジタル・デビル物語 女神転生II』※3です。そして、さらにその後、装いも新たに心機一転、“真”と付けさせていただいて始めたのが本シリーズなんです。
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忍び寄るリアルな恐怖
『真・女神転生』で僕がやりたかったことは、当時のRPGの王道だった剣と魔法と鎧とドラゴンのいる中世ファンタジーの世界ではないもの。僕が大好きなゾンビ映画とミリタリーをモチーフに、現代兵器を装備して、ゾンビのような人知の及ばない超越した存在と対峙する。しかも、自分たちの身の回りにいきなりゾンビが現れたら面白いよね、という発想で、身近な場所に出現した得体のしれない敵と戦うというゲームを作りたいと思ったんです。そうやって作った第1作の『真・女神転生』は、現代の吉祥寺※4が舞台です。なぜ吉祥寺かというと、僕は吉祥寺に住んでいたことがあって、当時の吉祥寺は一等地なのに駅ビルが使われていなかったり、ちょっと怪しそうな(笑)雰囲気があったというところから発想を得ています。親近感のある場所でちょっとドキドキするようなことを表現できたら面白いなということで、「もしかして何かあるんじゃない?」というふうに想像をふくらましていったことで現代の東京を舞台にした世界観が生まれていったんです。本作でも、身近な恐怖や脅威、また身近だからこそリアルに想像できる超越した体験というコンセプトはしっかり引き継がれています。
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DSで『真・女神転生』を
本シリーズは前作までずっと据え置き機で新作を出してきたわけですが、本作はシリーズ新作で初めての携帯機向けソフトです。据え置き機、携帯機はそれぞれに良さがあって、据え置き機というのは、テレビの前にドカッと座って、スイッチを入れてゲームの世界に入っていくというある種の儀式的ムードがいいんですね。でも、ゲームに夢中になると、どこでもやりたいみたいな気分になってくるのも事実で、その点、DSは、「ゲームをやりたいな」と思ったとき、ゲーム機をパッと手に取って、スイッチを入れたら、何秒後かにはゲームができる。それに画面との距離が近いので、そこにひとつのフィールドが生まれて、ゲームとの一体感がすごく感じられるんです。その感覚がいいなと思って、このフィールドにメガテン※5を入れて、プレイヤーの皆さんにゲームとの一体感をぜひ体感してほしいなと思ったんです。さらに本作は、シリーズの1作目、2作目の流れを踏襲した上で、より良いものを目指しましたので、トータルでみると内容が盛り沢山になり、容量を目一杯使用しているため、制作はかなり大変でしたが、満足のいくものに仕上がったと思います。
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『真・女神転生』で僕がやりたかったことは、当時のRPGの王道だった剣と魔法と鎧とドラゴンのいる中世ファンタジーの世界ではないもの。僕が大好きなゾンビ映画とミリタリーをモチーフに、現代兵器を装備して、ゾンビのような人知の及ばない超越した存在と対峙する。しかも、自分たちの身の回りにいきなりゾンビが現れたら面白いよね、という発想で、身近な場所に出現した得体のしれない敵と戦うというゲームを作りたいと思ったんです。
本シリーズは前作までずっと据え置き機で新作を出してきたわけですが、本作はシリーズ新作で初めての携帯機向けソフトです。据え置き機、携帯機はそれぞれに良さがあって、据え置き機というのは、テレビの前にドカッと座って、スイッチを入れてゲームの世界に入っていくというある種の儀式的ムードがいいんですね。でも、ゲームに夢中になると、どこでもやりたいみたいな気分になってくるのも事実で、その点、DSは、「ゲームをやりたいな」と思ったとき、ゲーム機をパッと手に取って、スイッチを入れたら、何秒後かにはゲームができる。それに画面との距離が近いので、そこにひとつのフィールドが生まれて、ゲームとの一体感がすごく感じられるんです。その感覚がいいなと思って、このフィールドにメガテン※5を入れて、プレイヤーの皆さんにゲームとの一体感をぜひ体感してほしいなと思ったんです。







