5.メッセージ

今作の見どころ

今作で一番の見どころ、やりどころは後半ですね。ボス戦に行くまでにこれでもかっていうくらい強敵との連戦があります。お話的にも、気分の盛り上がりを保ったまま、一気にボス戦まで行けるように作れたんじゃないかと思っています。
ゲームの終盤では、それまで散りばめて来たすべての謎が解決するわけですけど、今作では一応説明はしていても具体的に「これだっ」ってはっきりとは言ってません。余韻を残すじゃないけれど、ゲームが終わって次の日とかに「あーっ、そういうことか」っていうふうになると嬉しいなと。昔、『III』を作ってたときはゲームに入れたものはすべて分かってほしいから、今から思えばしすぎるくらいたくさん説明しちゃっていたと思います。その辺の言葉の多さが今見るとちょっと照れくさい(笑)。今作は14年経って昔と違う、大人になった僕(笑)を見ていただければと思います。

プレイヤーの皆さんへ

昔からの『ヘラクレス』ファンの方はお久しぶりです。本当にお待たせしました。いろんな方のご尽力といろんな幸運が重なって新作が出せることになりましたので、ぜひ遊んでください。シリーズに共通するものは根底にちゃんと流れていると思います。それは、制作スタッフが全員『ヘラクレスの栄光』が好きで、具体的にこうだとは言えないけれど、それが雰囲気ににじみ出たんじゃないかなという気がしています。自分が遊んでみて感じたのは、しばらくやってなかった手触りというか匂いですね。すごく昔っぽいRPGなんだけど、今までのRPGじゃないみたいな感じになってるんです。もちろん昔そのままではなく遊びやすくなっていますけど、ノリは昔と一緒ですね。

最近のゲーム、特にRPGは昔のものに比べると、例えば次にどこへ行けばいいのか隠されていなかったりと、遊び方がラクチンになってきていると思うんです。そんな中で本作は、街の人に話しかけたことをヒントにして、自分で考えながらゲームを進めるみたいな、昔遊んでいただろう遊び方で久々に楽しんでいただけると思います。
もちろん初めて遊ぶ方も普通に楽しんでいただけると思います。骨太すぎてちょっとめんどくさいところもあるかもしれないですけど(笑)、最近のゲームでは味わえない昔ながらの王道RPGにぜひ触れていただければと思います。
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